介護ソフトの料金、公式サイトで確認できたのは約2割|ケアプランデータ連携の試験を終えた介護ソフト86製品など209製品の公開情報を調査(介護ツールナビ調べ)
介護ツールナビ編集部公開 数字は2026年10月4日時点
要点
介護ツールナビ編集部は、掲載している介護ソフト・障害福祉ソフト・訪問看護ソフト・介護テクノロジー209製品について、公式サイトに載っている情報(料金・無料体験・導入実績・連携先など)を集計しました。数字はすべて2026年10月4日時点です。
- 介護ソフトで料金を公式サイトで確認できたのは、86製品中20製品(23%)。 対象の介護ソフトは、国民健康保険中央会の「ケアプランデータ連携システム」ベンダ試験(V4対応版)の完了結果に名前がある製品です。掲載209製品全体では71製品(34%)でした。
- 導入事業所数などの導入実績を、数字で示しているのは209製品中42製品(20%)。 導入事例だけを載せているものを含めても57製品(27%)でした。
- 料金が「要問い合わせ」か記載なしで、無料体験の案内も無い製品は、209製品中95製品(45%)。 これらの製品は、費用も試せるかどうかも、問い合わせて確かめることになります。
料金・無料体験・導入実績・連携先・提供開始の時期は、公式サイトに書かれていない製品が多い項目です。導入を比べるときは、問い合わせで確かめる項目を先に決めておくと、比べやすくなります。
- 23%介護ソフトで料金を公式サイトで確認できた86製品中20製品
- 20%導入実績を数字で示している209製品中42製品
- 45%料金も無料体験の案内も、公式サイトで確認できなかった209製品中95製品
調査の方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 介護ツールナビに掲載している製品のうち、編集部が公式情報を確認し終えた209製品。新規受注を終えた製品・確認中の製品・運営会社が提供する製品は除いた |
| 内訳 | 業務ソフト・記録 154製品、事業所の運営 1製品、介護テクノロジー 54製品(主カテゴリで数えた本数) |
| 介護ソフトの範囲 | 「介護ソフト」86製品は、いずれも国民健康保険中央会が2026年8月31日に公表した「ケアプランデータ連携システム」ベンダ試験(V4対応版)の完了結果に名前がある製品。この一覧に無い介護ソフトは入っていない |
| 確かめた日 | 2026年9月25日〜10月4日(製品ごとの確認日は各製品のページに記載) |
| 集計日 | 2026年10月4日 |
| 元の情報 | 各製品の公式サイト、提供元のプレスリリース、公的なデータベース(TAIS(福祉用具情報システム)、国民健康保険中央会の公表資料) |
| 集計の方法 | 編集部が各製品の公式ページを確認し、料金・無料体験・導入実績・連携先・対象サービス種別・対応環境・提供開始の時期の7項目について、記載があるかどうかを全製品同じ基準で判定し、製品数を数えた |
| 調べた人 | 介護ツールナビ編集部(自社調査) |
言葉の定義
- 料金を確認できた: 公式サイトに、料金表・月額・初期費用・買い切り価格など、金額の記載があるもの。
- 要問い合わせ・記載なし: 公式サイトに「お問い合わせください」「お見積り」などとあるもの、または金額の記載が見つからなかったもの。
- 無料体験の案内あり: 公式サイトで、無料トライアル・無料お試し・無料デモを案内しているもの。
- 記載なし: 編集部が確認した公式ページ(トップ・料金・よくある質問・導入事例など)に見つからなかったもの。「提供していない」「存在しない」という意味ではありません。
- 料金と無料体験は、209製品すべてについて公式サイトで確かめ終えています(「未確認」の製品はありません)。
この調査で言えないこと
- 数字は介護ツールナビの掲載製品についてのもので、市場にあるすべての製品の割合ではありません。
- 「記載なし」は、公式サイトで見つからなかったという意味です。資料請求や問い合わせで案内されている場合があります。
- 料金の金額の比較(安い・高い)はしていません。月額の単位(1事業所・1利用者・1台など)が製品ごとに違うためです。
1. 料金を公式サイトで確認できたか
全体(209製品)
| 区分 | 製品数 | 割合 |
|---|---|---|
| 料金を確認できた | 71 | 34% |
| 要問い合わせ・記載なし | 138 | 66% |
カテゴリ別(10製品以上のカテゴリ)
| カテゴリ | 製品数 | 料金を確認できた | 要問い合わせ・記載なし |
|---|---|---|---|
| 介護ソフト | 86 | 20(23%) | 66(77%) |
| ケアプランデータ連携 | 89 | 23(26%) | 66(74%) |
| 障害福祉ソフト | 53 | 19(36%) | 34(64%) |
| 訪問看護ソフト | 33 | 15(45%) | 18(55%) |
| 見守り・センサー | 19 | 6(32%) | 13(68%) |
※ 1つの製品が複数のカテゴリに入ることがあるため、カテゴリの製品数を足しても209にはなりません。10製品未満のカテゴリの数字は データで見る介護ソフト・介護テクノロジー にあります(割合が振れやすいので、ここでは比べていません)。
対象のサービス種別ごと(公式サイトで対象と明記しているもの)
| 対象のサービス種別 | 製品数 | 料金を確認できた |
|---|---|---|
| 施設系 | 66 | 20(30%) |
| 通所系 | 58 | 18(31%) |
| 訪問系 | 57 | 20(35%) |
| 居宅介護支援 | 59 | 19(32%) |
| 訪問看護 | 51 | 19(37%) |
| 障害福祉 | 67 | 25(37%) |
| 福祉用具貸与 | 26 | 9(35%) |
| 地域包括支援センター | 22 | 3(14%) |
※ 1つの製品が複数の種別を対象にしていることがあります。対象のサービス種別を明記していない37製品は、どの行にも入っていません。
2. 無料で試せるか
| 区分 | 製品数 | 無料体験の案内あり | 記載なし |
|---|---|---|---|
| 全体 | 209 | 89(43%) | 120(57%) |
| 業務ソフト・記録 | 154 | 78(51%) | 76(49%) |
| 介護テクノロジー | 54 | 10(19%) | 44(81%) |
| 介護ソフト | 86 | 36(42%) | 50(58%) |
| 障害福祉ソフト | 53 | 34(64%) | 19(36%) |
| 訪問看護ソフト | 33 | 19(58%) | 14(42%) |
| 見守り・センサー | 19 | 3(16%) | 16(84%) |
※ 業務ソフト・記録と介護テクノロジーは主カテゴリで数えた本数、その下の4行はカテゴリ(重複あり)の本数です。
3. 料金と無料体験の組み合わせ(209製品)
| 無料体験の案内あり | 記載なし | |
|---|---|---|
| 料金を確認できた | 46(22%) | 25(12%) |
| 要問い合わせ・記載なし | 43(21%) | 95(45%) |
- 料金か無料体験のどちらかを公式サイトで確認できたのは、114製品(55%)。
- 介護ソフト86製品に限ると、料金が要問い合わせ・記載なしで、無料体験の案内も無い製品は45製品(52%)。
4. 公式サイトに書かれていることが少ない項目
項目ごとに、公式サイトで記載を確認できた製品の割合です(209製品)。
| 項目 | 記載あり | 記載なし |
|---|---|---|
| 対象のサービス種別 | 172(82%) | 37(18%) |
| 対応環境(端末・OS) | 149(71%) | 60(29%) |
| 連携するソフト・機器の名前 | 105(50%) | 104(50%) |
| 無料体験の案内 | 89(43%) | 120(57%) |
| 料金(金額) | 71(34%) | 138(66%) |
| 導入実績(数値または事例) | 57(27%) | 152(73%) |
| 導入実績(導入数などの数値) | 42(20%) | 167(80%) |
| 提供開始の時期 | 21(10%) | 188(90%) |
※ 料金の「記載なし」には「要問い合わせ」を含みます。
カテゴリ別: 導入実績(数値)と連携先の記載
| カテゴリ | 製品数 | 導入数などの数値 | 連携するソフト・機器の名前 |
|---|---|---|---|
| 介護ソフト | 86 | 18(21%) | 59(69%) |
| 障害福祉ソフト | 53 | 9(17%) | 24(45%) |
| 訪問看護ソフト | 33 | 11(33%) | 25(76%) |
| 見守り・センサー | 19 | 5(26%) | 10(53%) |
5. 障害福祉サービスごとの選択肢
障害福祉ソフトのうち、公式サイトの「対応サービス」の一覧を確認できた47製品について、サービスごとに一覧に名前がある製品を数えました(2026年9月28日・10月4日確認)。
| 障害福祉サービス | 製品数 | うち料金を確認できた |
|---|---|---|
| 児童発達支援 | 24 | 10 |
| 放課後等デイサービス | 24 | 10 |
| 就労移行支援 | 23 | 9 |
| 就労継続支援B型 | 22 | 8 |
| 居宅介護 | 21 | 7 |
| 共同生活援助 | 21 | 11 |
| 計画相談支援 | 21 | 7 |
| 重度訪問介護 | 20 | 6 |
| 生活介護 | 20 | 8 |
| 就労継続支援A型 | 20 | 8 |
掲載製品の中で選択肢が5製品以下のサービス: 重度障害者等包括支援 3、居宅訪問型児童発達支援 3、福祉型障害児入所施設 3、医療型障害児入所施設 3、日中一時支援 4、地域活動支援センター 4、療養介護 5、宿泊型自立訓練 5、就労選択支援 5(いずれも掲載47製品の中での数。市場にある製品の数ではありません)
そのほかのサービス: 同行援護 18、行動援護 17、短期入所 16、障害児相談支援 16、保育所等訪問支援 13、移動支援 13、就労定着支援 12、自立訓練(機能訓練) 11、自立訓練(生活訓練) 11、地域定着支援 10、施設入所支援 9、地域移行支援 9、自立生活援助 6。
※ 障害福祉ソフトのカテゴリ53製品のうち、対応サービスの一覧がはっきりしない6製品は数えていません。各製品の対応サービスは、製品のページの「障害福祉の対応サービス」にあります。
この調査を引用するとき
数字は自由に引用していただけます。次の2点をお願いします。
- 出典として「介護ツールナビ調べ(2026年10月4日時点)」と書き、このページ(https://kaigo-tool-navi.com/data/2026-10)へリンクしてください。
- 「市場全体の◯割」ではなく「掲載◯製品のうち」と書いてください。「記載なし」を「提供していない」と書き換えないでください。
よくある質問
Q. 市場にある介護ソフト全体の割合ですか?
いいえ。介護ツールナビに掲載している209製品についての数字です。介護ソフトは、国民健康保険中央会の「ケアプランデータ連携システム」ベンダ試験(V4対応版)の完了結果に名前がある86製品です。
Q. 「記載なし」は、その製品に料金表や無料体験が無いという意味ですか?
いいえ。編集部が確認した公式ページで見つからなかったという意味です。資料請求や問い合わせで案内されていることがあります。
Q. 料金の高い・安いは比べていますか?
比べていません。月額の単位(1事業所・1利用者・1台など)が製品ごとに違い、並べると誤解を招くためです。公表されている月額は各製品のページにあります。
Q. どの製品が含まれていますか?
介護ツールナビに掲載している製品のうち、編集部が公式情報を確認し終えたものです。集計から除いた製品は「調査の方法」の表に書いています。各製品の出典と確認日は、それぞれの製品のページに載せています。
Q. 数字は更新されますか?
このページの数字は2026年10月4日時点で固定しています。毎日集計し直している最新の数字は データで見る介護ソフト・介護テクノロジー にあります(/data は掲載中のすべての製品で数えるため、このページの数字と少し違います)。
Q. 掲載内容の誤りを見つけました。
無料掲載のご案内 からお知らせください。公式情報で確認できたものから直し、各製品のページの確認日を更新します。